去勢・避妊手術について
高齢時の病気予防としても大切です
熊本市東区のどうそペットクリニックではワンちゃん・ネコちゃんのための去勢・避妊手術を行っております。
去勢・避妊手術は望まない繁殖を防ぐだけでなく、高齢になった時にかかりやすい病気、例えば雄の場合には精巣腫瘍、前立腺肥大症、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など、雌の場合には乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、子宮がん、子宮内膜炎などの病気予防としても大切です。
これらの病気は若いうちに手術を受けることで発症リスクを低減させることが可能ですので、繁殖の防止だけでなく、高齢時の病気予防としても去勢・避妊手術をお考えください。
去勢・避妊手術のメリット・デメリット
去勢手術のメリット・デメリット
・雄特有の病気(精巣腫瘍、前立腺肥大症、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫など)が予防可能
・犬の場合、マーキング行動、猫の場合、スプレー行動などを抑制することが可能
・外猫の場合、攻撃性の低下が期待できる
・マーキングやマウンティングなどの行動が抑制される場合がある
・太りやすい体質になることがある
・犬の場合、抜糸までエリザベスカラーの装着が必要
避妊手術のメリット・デメリット
・雌特有の病気(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、子宮がん、子宮内膜炎など)が予防可能
・初回発情前に手術を受ければ、99%以上の確率で乳腺腫瘍の発症が予防可能
・発情にともなうストレスや出血がなくなる
・偽妊娠などの行動がなくなる
・太りやすい体質になることがある
・抜糸までエリザベスカラーか腹帯が必要
去勢・避妊手術の流れ
1ご予約
去勢・避妊手術は予約制となっておりますので、事前にご予約をお取りください。
2事前診察
初めて当クリニックへお越しになる場合、事前診察を行います。
3手術当日
手術当日の朝はごはんをあげず、絶食のままお越しください。
4術前検査
手術や麻酔の安全性を高めるために、事前検査を行って当日の動物の状態を詳しく確認します。
※術前検査費用:4,950円~5,500円(税込)
5手術
全身麻酔を実施した後、去勢・避妊手術を行います。
手術時間は30分から1時間程度です。
術中は生体モニターで心電図、心拍数、脈拍数、呼吸数、血圧、体温、呼気中の二酸化炭素濃度・血液中の酸素飽和度・換気量を常時チェックして、安心・安全な手術の実施に努めます。
6お迎え
去勢手術は日帰り手術となりますので、当日の夕方ごろにお迎えに来てあげてください。
避妊手術は開腹手術となり、一晩お預かりして経過を観察しますので翌日のお迎えとなります。
7ご自宅での看護
ご自宅に連れて帰った後は、激しい運動をさせないようにしてください。
また傷口を舐めないように注意してあげてください。
約1週間後の抜糸までシャンプーはできません。
もし、食欲がないなどいつもと様子が違う場合には、すぐに当クリニックへご連絡ください。
8抜糸
手術から10日後に抜糸を行います。
去勢・避妊手術の料金
ワンちゃんの場合
【去勢】
■体重10キロまで
16,500円(税込)
■体重10~20キロ
18,700円(税込)
■体重20キロ以上
22,000円(税込)
【避妊】
■体重20キロまで
27,500円(税込)
■体重20キロ以上
38,500円(税込)