飼い主さんが愛犬に行うべき日々のデンタルケアについて

愛犬の健康を守るためには、デンタルケアが欠かせません。口臭対策だけでなく、歯周病予防にも効果的です。
歯周病は、犬の全身に悪影響を与えることがあり、とても怖い病気です。
この記事では、飼い主さんが日々行うべきデンタルケアの方法とその重要性について解説していきます。

 

歯周病とは

歯周病とは、歯や歯周組織に炎症や感染が起こる病気です。
歯周病の原因は、歯に付着した細菌によるプラークが歯石に変化し、歯周組織に炎症を引き起こすことです。
プラークは、食べ物の残りや唾液、細菌が絡み合ったもので、放置すると歯石へ硬化します。

歯石は、歯の表面や歯周ポケットに詰まり、歯周組織を破壊して歯周病を引き起こすことがあります。
加齢、遺伝的要素、口腔内の環境、食事の質、デンタルケアの不足などは歯周病になる原因として考えられています。
歯周病が進行すると、歯が抜けるだけでなく、口腔内の細菌が全身に広がり、心臓や腎臓などの内臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、犬のストレスや痛みを引き起こし、日常生活にも影響を与えることがあるため、歯周病の予防と早期発見が重要となります。

 

日々のデンタルケアの方法

歯磨き

歯磨きは、犬のデンタルケアの基本であり、最も効果的な方法です。
歯磨きは、できるだけ毎日行い、少なくとも週に2〜3回は行うことが望ましいです。
犬用の歯磨き粉と歯ブラシを使用し、歯ブラシは犬の大きさや口腔内の状態に合わせて選びましょう。
柔らかめのブラシがおすすめです。犬用の歯磨き粉は、フッ素が含まれていないものを選び、犬が好む味のものが理想です。

デンタルガムやデンタルトイの活用

デンタルガムやデンタルトイは、歯磨きだけでは十分にケアできない部分のプラークや歯石を取り除くのに役立ちます。
効果的なデンタルガムやデンタルトイは、適切な硬さで、犬が興味を持って噛むことができるものを選びましょう。
使用する際には、犬が誤って飲み込んでしまったり、破片が飛び散ることがないよう注意が必要です。

歯周病予防用のフードやサプリメント

歯周病予防用のフードやサプリメントは、日常の食事に取り入れることで、歯周病のリスクを低減することができます。
おすすめの歯周病予防用フードやサプリメントは、獣医師のアドバイスを参考に選びましょう。
選び方のポイントとしては、成分や効果が科学的に証明されているものや、犬にとって安全で無添加のものを選ぶことが重要です。

動物病院での歯石取り

歯石がたまりすぎて自宅でのケアが難しい場合は、動物病院での歯石取りがおすすめです。
定期的な歯石取りは、歯周病の予防や進行を遅らせる効果があります。
ただし、歯石取りは獣医師の判断に従って行い、過度な頻度で行わないよう注意しましょう。

 

歯周病を早期発見するためには

飼い主さんが注意すべき歯周病の兆候には以下のようなものがあります。

・口臭が強くなる

・歯茎の腫れや赤み

・歯茎からの出血

・歯石の蓄積

・食べ物を食べる際の痛みや違和感

・顔を触るのを嫌がる

・唾液が多くなる

これらの兆候が見られる場合は、早めに獣医師に相談することが大切です。
症状が悪化する前に適切なケアや治療を始めることで、歯周病の進行を遅らせたり、回復に向かわせることが可能になります。
歯周病は、早期発見と早期治療が非常に重要です。

 

日々のデンタルケアを欠かさずに行おう

愛犬の健康と快適な生活のために、飼い主さんが日々行うデンタルケアは重要です。
歯周病は、放置すると犬の全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。
日々のデンタルケアを継続して行うことで、歯周病の発症リスクを減らし、愛犬の口腔内の健康を維持することができます。
飼い主さんが積極的にデンタルケアに取り組むことで、愛犬との幸せな日々をより長く続けることができるでしょう。
健康な口腔環境は、愛犬の全身の健康にも繋がるので、デンタルケアを大切にしましょう。

 

熊本市東区のどうそペットクリニック

熊本市東区のどうそペットクリニックでは、すでに動物と楽しいペットライフを送られている方だけでなく、これから動物と暮らし始めるという方からのご相談も承ります。
「どの犬種・猫種がいいのか?」「動物と暮らすうえで何に注意するべきか?」「暮らし始める前にどんな準備が必要なのか?」といったようなことを、動物の専門家としてアドバイスさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
また動物や種類によってかかりやすい病気というものがあり、もちろん、暮らし始める前から病気になることをイメージするのは難しいと思いますが、事前に知っておくことで将来の病気予防に繋がりますので、必要に応じてそうしたこともアドバイスさせていただきます。

 

どうそペットクリニック

■住所
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この記事の監修医師

どうそペットクリニック 医師

医師 道祖 利幸

経歴・資格・所属学会

  • 2007年3月 岐阜大学農学部獣医学科卒業(現・応用生物科学部共同獣医学科)
  • 2007年4月 熊本市内動物病院勤務
  • 2014年4月 どうそペットクリニック開業
医師 道祖 利幸

クリニック紹介・アクセス

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